ゲシュタルトのビボログ

日々アホなことを繰り返しているので備忘録つけることにした…

第38回「献血断られた…、からの~」その後の顛末

あ、どうも、ヒャルです

 

 

※この記事の無断転載等を禁止します

 

 

「初めて献血断られた…、からのその後の顛末」

 

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≪経緯≫

それは、3月の上旬のことだった

献血に行ってみると、血液検査で引っかかった

看護婦から

「今日は献血できません」

との言葉が、

なんと、ヘモグロビン値が11.2しかない、というのだ

 

 

俺は耳を疑った

「この俺のヘモグロビンが?」

「湯上り天然卵肌のこの俺のヘモグロビンが?

足りないだとぉぉぉぉ」

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一応、俺の献血回数は150回を越えている

勿論、顕彰も受けている

まー、やってる人よりはやってなくて、

やってない人よりはやっているというぐらいの回数だが、

ヘモグロビン値が低くて切られる日が来るとは全く思っていなかった

 

献血(成分)をするためには、

ヘモグロビン値が12.0以上(男性)なくてはならない

(400mlなどの全血ではもっと高い数値が必要)

そんなことは、献血ッァー(けんけっつぁー)にとっては常識だ

(つーか、俺はこんな事態になって初めて知ったが…) 

 

このことはそれなりにショックだった

「もう俺が世の中に貢献できることは

何もない…」と(笑

そして、こんな冊子をもらった

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つーか、ヘム値が足りてないだなんて、

なんかの病気なんじゃないのか?

そういえば、ここ数年徐々にヘム値が下がって来ていたような気がする…

 

「また、来てくださいね」と看護婦に言われ、

すごすごと帰ったのだった

 

 

 

≪原因≫

原因は全く心当たりアリアリだった

俺は11月ごろからほぼ肉を食う生活をやめていたのだった

そして、その理由は「赤肉を食うとガンになる」

という情報を得たからだった

その情報の出どころはみんな大好きWHOである

そもそも、赤肉(牛・豚)はほとんど食っていなかったが、

鶏肉も食べるのをやめてしまったいたのだ

 

 

とりあえず、もらってきた冊子を読んだ。

ヘムは鉄分からしか合成できず、

鉄分を取らなければ増えていかない。

一番効率が良いのは肉

仕方がないので肉を食べることにした

 

 

≪そして、ここからヘモグロビン値改善への道のりが始まる≫

やはり、鉄分と言えばレバー、レバーと言えば鉄分

一番手っ取り早いのはレバーを食べることである

だから、その日から鶏レバーをもりもり食べ始めた。

俺はレバーは大好きだから全く問題ない

 

 

(献血記録)

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(左から 5/29、 5/11、 4/5、 2/21、 2/7)

 

 

≪そして、再び献血ルームへ…≫

レバーを大量に食った俺は

献血を断られた日から2週間後(3月中旬)

自信満々で再び献血ルームにやってきた

 

ところが、これまたNG

数値は11.6だった…

「レバーを大量に摂取したのに、な、なぜだ?」

 

だが、とりあえず現時点で1週間で0.2づつ戻っている、

ということが分かっただけでも収穫があったと思うことにした

 

 

≪再度、献血ルームへ≫

さらに、その後の2週間後(4月上旬)にまた献血ルーム

さすがにこの時は問診の際に医者に聞いてみた

「どれくらいの期間でヘム値増えるんですか?」

そこで、出てきたのは

「120日サイクルで血液が入れ替わるから、

今日食ったものが、

血液に反映されるのは4ヶ月後」

という衝撃の事実だった

 

「まー、鉄分は

色んなものに入ってるから、

フツ―に飯食ってりゃ増える」

とも…

 

 

「そういうことは早く言え…」

と内心思う俺

そんなことは冊子には一切書いていなかったぞ…

そして、俺はフツ―ではない食生活を送っていた、ということに…

 

とにかく、その言葉通り、俺が肉を食べなくなった時期と、

ヘム値が足りなくなった時期が完全にリンクしていたのだった

(肉を食べなくなった11月から2月までの4か月はまさしく120日である)

 

 

そこへ、さらに追い打ちをかける言葉が出てきた

「急激に鉄分をとっても

体が吸収できる量は決まっている。

上限を超えた鉄分は糞尿で

排泄されるから全くもって無意味。

さらには、異常に摂取することによって

他の弊害(病気など)を

引き起こすかもしれない」

 

「…」

 

 

要するに、勉強や筋トレのように、

コツコツとやらないと身につかない、ということです

 

 

そのまま、血液検査を受けたが出た結果は

12.0でギリギリセーフ…

やはり、1週間で0.2づつ回復しているという予想は、

間違っていなかったようだ

 

 

 

≪その後≫

この前の、医者との遣り取りで、

摂りすぎても仕方がない、

ということが分かったので、

1日150gぐらいの鶏レバーを週4ぐらいで摂ることにした

 

 

それから、4月下旬に再び献血ルームにやってきたが、

その時の数値は11.9…

どうやら、前回の分からまだ回復していなかったようだ…

 

 

 

≪数値が改善したのは…≫

結局、ヘム値が改善したのは5月上旬ぐらい

(このように判断したのは、今まで0.2づつしか増えていなかったものが、

突如その関連性を越えて一気に増えたことによる)

その時のヘム値は、13.0になっていた。

 

 

 

≪教訓≫

やったことは跳ね返ってくる

そして、物事にはタイムラグがある

 

のどが渇いた、と思って水分を摂っても、

カラダが吸収するのはその約3時間後らしいよ…

 

 

羽生永世七冠もその著作の中で

 

実力は一朝一夕には身につかない

1年後の自分をイメージして努力していくのが肝要

というようなことをおっしゃっていたような気がするが、

まさにそういうことですな

 

何事も先手先手で仕掛けていかないと、

後塵を拝してしまう

いやー、勉強になった(笑

 

 

終わり