ゲシュタルトのビボログ

日々アホなことを繰り返しているので備忘録つけることにした…

第82回。インド行ってきた… 旅行記・感想①「率直にインドすげーな…」

あ、どうも。ヒャルです。

 

 

 

※この記事の無断転載等を禁止します

 

 

 

インド行ってきた… 旅行記・感想①「率直にインドすげーな…」

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ちょっと前に「インドビザを取ってきた」ということを書いたが、

遂に行ってきた、インド…

hyaluckee.hateblo.jp

 

 

 

紀行と言ってもたったの4日の旅だったが、

すごかったな… 

 

まるで映画の中のような光景…

俺はインドの洗礼を受けたのである。

 

 

 

 

1.出国

空港に着き、電光掲示板を見てみると、

出発時間が11時30分から、11時10分に繰り上がっていた…

これだから国際線は気が抜けない。

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電光掲示


 

 

2.機内 

インド行きの飛行機はガラガラだった。

1人で3席使えた。

やはり、11月の平日は人気がないようだ…

そして、それこそが出発時間繰り上げの理由だったようだ。

 

 

インドに行きたいとは思っていたが、

どこに行くかは全く決めていなかった。

ほぼ、行き当たりばっ旅である。

「とりあえず、タージマに行ければいいか」

ぐらいなもんである。

 

 

 

機内食は2回。

飛行機(インド人)のお姉さん(香水きつめ)に「ビーフ オア チキン? 」

と聞かれたので、俺は「チキン」と答えた。

 

だが、渡されたカレーを食べてみると、

中身はラムだった…

スパイスが一方的に際立っていて、

味との調和がない、ただ辛いだけのインド式カレー…

俺の発音がまずかったのだろうか?

 

だが、俺は声を大にして言いたい

「Why Indian people?」

 

 

それが原因かはわからないが、そんなこんなで、

飛行機は50分遅れの18時半すぎに、インディラガンディ空港に到着した。

(そこからも、入国手続きだなんだでもっと時間を食われる)

低緯度の国とは言え、この時期だけあって日が暮れかけていた。

出来れば、明るいうちに宿に着きたかったが、

その目論見は外れることになった…

 

 

3.両替

インドに着いたが、現地通貨は持っていない。

インドマニアにとっては周知のことかもしれないが、

インドの通貨は国外持ち出し禁止というのだ。

 

移動するのにも現地通貨が必要だ。

仕方がないので両替することにした。

ここでも「行き当たりばっ旅」っぷりを発揮する俺の財布には、

万札しか入っていなかった。

 

両替所に行くと、案の定レートが悪かった。

そこの女に、

「5,000円だけ両替してくれ」というと、

「No」という回答が返ってきた。

仕方がないので、不利なレートで1万円両替する。

 

戻ってきたのは、5,500ルピーぐらいだった。

換算すると、1ルピー=1.81円ぐらいである。

 

厳密にはレシートに4ルピーの端数が出ていたので、

「4ルピーよこせ」というと、

「No」という回答が返ってきた。

 

一体何という国なんだ。

先が思いやられる。

 

そして、空港を出て、市街に向かう鉄道駅へ向かう。

外は、もわっとして気温が高かったが(25℃前後)

空気は乾燥していた。

 

 

4.空港→ニューデリー

もっとも重要なミッションは、

空港から宿に辿り着くことである。

 

ツアーを申し込んだ会社が、

「治安が悪く、宿までがかなり複雑だから、

お前のためにも車での送迎」をアレンジで付けろ、

と再三再四言ってきたが俺は無視した。

 

初めて踏む土地全く不安が無いわけではない。

むしろ不安しかない…

ガイドブックの情報からも、

「日本人を騙すヤカラが多く、

治安も悪い」と伝え聞いていた。

 

(一応、申し込む時点で、宿が、デリーでは有名な、

「日本人宿サンタナ」だとわかっていたので、

そこをググったところ、

映像で行き方を紹介している方の動画が多数あったので、

それを何回も見て予習はしていた…)

 

断った理由、それは、片道5,000円という額による。

行って来いで10,000円也…

それにしても、いくら車での送迎とはいえ、

そんなにかかるもんなのか?

 

切符を有人窓口で買い、

普通に空港につながってる鉄道に乗ったが、

60ルピー(日本円にして約100円…)

「ぼったくりもいいとこだろ!」

(これもインド好きには常識的なことだと思うが、

有人の窓口でも釣りをちょろまかされる危険がある…)

 

「インドに行く」ということは、

出国前からぼったくりの危険に晒される、

ということなのだと理解した。

 

そもそも、こんな貧乏旅行

(俺がググったインドツアーで一番安いのがこのツアー)で、

そんな高額をアレンジをするヤツが存在するのか?という疑問が残る。

 

 

翌日の話になるが、

宿にいた日本人にこの話をすると盛り上がった(悪い意味で)。

 

 

送迎に付随する話に戻るが、

片道1時間ぐらいと書いてあったが、

ハッキリ言って空港からニューデリー市街は、

そんなに途轍もない距離ではない。

「道路が渋滞しているからそれだけの時間がかかってしまう」

ただ、それだけの話なのだ。

だから、どう考えても鉄道を使った方が理に適っている。

 

つーか、このぼったくり営業のために、

わざとわかりにくい場所を宿にアレンジしたんじゃないか?

と疑いたくなる…

 

  

早い話、この件から、俺はビザの件についても、

「コイツら俺を素人だと思って

騙そうとしてるんじゃないか?」

と思ったのである。

 

 

 

5.ニューデリーサンタナ

昔のインドは、

戦後の日本で、米兵にたかる「ギブミーチョコレートの子供」張りに、

空港を出た瞬間から「金をくれ金をくれ」と、

現地の人間が群がってくる、という話を聞いたことがあったが、

今はリキシャ―(バイクを改造した乗り物)の勧誘がすさまじい。

 

「おい!おい!おい!

俺の車に乗ってけ!(ニュアンス)」

かなり雑な営業である。

果たして、こんな営業に引っかかる奴がいるのだろうか? 

 

 

さっきも言及したが、

ニューデリーの駅から、サンタナへのルートは予習済みである。

国鉄ニューデリー駅を通っている橋を越えていかなければならない。

 

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国鉄ニューデリー

ここで気をつけなければならないのは、

通過できる橋が日によって違うことだ。

基本的には、どこかは通れるようになっているはずだから、

人の流れに乗っていけばいいだけだが…

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国鉄ニューデリー駅・駅の中を通る橋

 

そして、さらにchaosなのは、

メインバザールへ渡る道である。

車や人がひしめき合っていて、

ここでもうるさいぐらい客引きがいる。

外国人はあからさまに目立つのですぐにターゲットにされる。

 

一番良い対処法は、

シカトである。

 

「こんなにうるさくクラクションを鳴らす奴らが、

このご時世に存在するのか?」

というぐらいに奴らはクラクションを鳴らす。

 

高級自動車(bmwなど)が走っている傍らで牛が荷車を引く…

犬も放し飼いなので、狂犬病の犬なのでは?と戦戦恐恐である。

 

短期間での経済の発展が目覚ましく、

上のランクと下のランクの差が途轍もなく離れてしまっていて、

ついていけていない層の方が圧倒的に多い。

それが渾然一体となりchaosな状態になっている。 

 

道路も、主要幹線は舗装されているが、

枝線などはまともに舗装されていないところも多く、

至る所に糞尿やゲロが落ちていて、

見ているだけで、すぐにでも破傷風になりそうな勢い。

 

サンダル履きのジャパニーズもいるが、

「いくら気温が高いとはいえ、

よくこんなところでサンダルなんか

履く気になるなー」

と思ってしまう。

 

俺はかなり動作が軽率なので、

すぐにちょっとした何かに当たってしまうし、

それだけでも傷を作ってしまう。

怪我したら一発で破傷風になるだろう…

相当デンジャラスなプレイスである。

 

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ニューデリー・メインバザール(夜)

メインバザールの中に分け入った俺は、

目印であるシティバンクのところまで進んでいき、

そのまま枝線へ。

 

かくして、無事に宿に着くことができたのだった。

着いたのは、20時ごろだったと記憶している。

 

 

  

つづく

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