ゲシュタルトのビボログ

日々アホなことを繰り返しているので備忘録つけることにした…

第106回。インド行ってきた… 感想・旅行記④ 「そしてバーツの神が降臨する…」

あ、どうも。ヒャルです。

 

 

 

※この記事の無断転載等を禁止します

 

 

 

インド行ってきた… 感想・旅行記

「そしてバーツの神が降臨する…」

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ラールキラー外壁

 


「いつの話だよ?」ってぐらい前の話だが載せる…

 

 

hyaluckee.hateblo.jp

 

 

  

Contents

1.前回からの続き

2.食堂にて

3.邂逅 バーツの神が降臨する…

4.本場のインドカレーを食う

5.再び宿

6.ラールキラー

7.歩いて帰る

 

 

 

        1.前回からの続き

3日目

いつもと同じように、現地時間の2時半ごろに目が覚めた俺は、

インドに来てまで、宿のWi-Fiを使って日本のソシャゲをやりまくっていた。

 

まー、そんなこんなで朝になる。

 

この日、俺はこう考えていた。

「昨日、タージマに行ったから、

この旅の目的の大半は達成できた、

今日明日は、適当にデリーを観光しよう…」と。

 

 

 

        2.食堂にて

8時半ごろに食堂に行くと、

おじさんがぐったりして横になっていた。

どうやら、食中りになったようだ。

 

「整腸剤を持ってないか?」と聞かれたので、

正露丸」ならある、と答えると、

「数錠分けてくれ」と言われたので部屋から持ってきた。

 

俺は「おっちゃんイイ歳なのに、

3か月もインド暮らしだなんてチャレンジャーだな」と思う。

 

そのうちに、インド人スタッフが、

ペラペラのトーストと、野菜スープを持ってきてくれた。

 

 

 

        3.邂逅 バーツの神が降臨する…

トーストを食っていると、長身の若者がやってきた。

俺(約180㎝)より10㎝ぐらいでかい。

 

この若者「R君(仮)」は、

バーツを大量に持っているが、

インドではバーツとルピーの交換をやってないらしく、

現地通貨がなくて困っているらしい。

 

どうして、彼がそんなバーツ長者になってしまったかというと、

タイで金を下ろす際に(彼は就職する前に東南アジア~インドを旅行していた模様)

手数料が日本円で約600円だったため、大量に下ろした方が得、

ということで大量換金してしまったらしい。

 

ちなみに、俺はこの日の早朝、国際キャッシュカードを使って、

City Bankで金を下ろそうとしたが、

200ルピー(日本円で約340円ぐらい)を要求されたのでやめた。

 

その時、俺はふとあることを思い出した。

俺は12月下旬にタイに行くことになっていると…

 

 

たまたま泊まってた宿に、

バーツを持て余している奴がいるなんて偶然

そうそうあるかぁ???

 

 

このことをおじちゃんに話してみたところ、

さすがはインドに来るほどの旅行好きのおじちゃんたちである。

タイなんか既に行ったことがあるeasyな国らしい…

様々な情報を俺にもたらしてくれた。

 

「1日につき日本円で2,000円あれば

足りるんじゃないか?」

  

そこで、俺は彼に交渉を持ちかけることにした。

俺のタイでの旅程は3日間。

1日2000円で3日間、アディショナルで1000円付けて、

7000円分のルピーと交換しようと…

 

だが、俺も手持ちのルピーに余裕があるわけじゃない。

 

宿で日本円7,000円をルピーに両替すると、

4,000ちょいルピーぐらいになったと思う。

 

そして、R君がその日のレートで用意してくれた、

2,000ちょいバーツと交換する。

 

その取引が得だったかどうかは、

今にしてみるとよくわからないのだが、

(バンコクはどこにでも(デパートのフロアごとにも)

両替所がありレートもけっこう良かったため)

手数料がかからなかった分、得だったのだろう…

 

R君にもタイの熱い場所のことを聞いてみると、なんか教えてくれたが、

そもそも基本的な情報が不足しているので 全く覚えられなかった…

その流れでR君はタイで便利だというバスのアプリを紹介してくれた。 

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        4.本場のインドカレーを食う

その後、食堂を兼ねた談話室で2時間ぐらい食っちゃべっていたが、 

なんだかんだの流れで、

R君と一緒に昼飯を食いに行くことになった。

 

R君は英語が堪能で、

宿で働くインド人スタッフから詳しい情報を聞いていたのだ。

 

どうやら、現地人が言う「うまいカレー屋」は

メインバザールの中にあるらしい。

 

埃っぽい雑踏の中を進んでいくと、果たしてその店はあった。

R君が店の人らしき人に聞いてみると、

13時か、13時半から営業が始まる、ということだった。

店が開くまでにまだ1時間ほどある。

 

R君は「最早どこでもいいから飯を食いたい」

というような空気を醸し出していたが、

ただ辛いだけのカレーを食い続けていたが俺は、

現地人が、味王張りに、

「うまいー!うまいぞー!!」

というカレーをどうしても食べてみたかったのだ。

 

付近をウロウロしてから、

再び当該カレー屋に戻ってきた。

まだちょっと早かったので店の中で待てるように、

R君が交渉してくれたおかげで、店内で待つことができた。

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インドカレー

 

現地人が言う「うまいカレー」

俺の感想は、今まで食ってきたインドカレーと同じで、

ただ辛いだけだった…

全部、味同じやん…

どうして、どこに行ってもここまで同じ味にできるのだろう?

不思議でならない…

 

その際に、

付け合わせの玉ねぎをうっかり食ってしまう

(生野菜は腹を下す可能性が高い) も、

「まーしょうがないか」と思いながら残りのカレーを食う。

 

俺が付加でたのんだ、タンドリーチキンは、

カレーに輪をかけて辛い…

辛くて味がわからない…

 

その時に、昨日行った、タージマ付近での出来事を話した。

R君は後日、タージマに行くことになっているらしく、

「最悪やん」というようなことを言っていた。

 

食後「とりあえず宿に戻り情報収集しよう」ということになった。

 

宿に至るまでの間にあるチャイ屋。

顔を覚えられてから常連になってしまった…

10ルピー払って、ジンジャーたっぷりのチャイを買う。

 

 

 

        5.再び宿

食堂を兼ねた談話室に戻ると、

おじさんが朝と同じ状態で寝ていた。

正露丸を飲んだことで「状態は良くなった、ありがとう」と、

いうことだったが本当だろうか?

(ここで疑義を呈するのは後日俺も同じ状態を体験するからである…)

 

 

 

そして、宿に置いてあるガイドブックを読んだりしていたが、

けっこう時間が経っても動きがない。

「あ、これはアレだな…」と思った俺は1人で宿を出ることにした。

 

単独行動になった俺は、

ラールキラーに行くことにした。

 

地下鉄イエローラインで2駅分だから歩いて行ってみよう、

と思い、進んでいく。

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ごちゃごちゃの嵐



ところが、インドの道はかなり細分化されていて複雑だった。 

 

なんだかんだで、ITOという地下鉄駅に着いた。

この駅は俺が持っているガイドブック(歩き方)に載っていなかったので、

最近できたようだ…

このままウロウロしていてもラチがあかないので、

この駅で地下鉄に乗ることにした。

 

 

 

 

 

        6.ラールキラー

ようやくラールキラーに着いた。

観光客狙いの「自称ガイド」はいるが、タージマほどひどくはない。

やはりタージマは特別な場所のようだ…

 

もちろん、そいつらは無視。

ここでも外国人料金の入場券を買い中に入る。

 

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ラールキラー内券売り場

 

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ラールキラー内売店

ここも人が多い…

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ラールキラー

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要は庭園です。

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ラールキラー

どこに行っても野良犬がいる…

 

 

とりあえず、ラールキラーは見た。

だが、タージマを簡略化したような建物で、

別段おもしろいということはない。 

何か歴史的な人物が「この建物は大層素晴らしい」と言ったらしいが、

タージマを「つまらない」と思ってしまった俺にとっては致命的である。

 

 

 

        7.歩いて帰る

「知らない土地を知るのには歩くのが一番である」

というのが俺の持論である。

 

 

道路標識もほぼほぼ現地語(ヒンディー語)で書かれていて全くわからない

 

これは完全に失敗した…

 

たぶん、こっちの方向に進めば、

ニューデリー駅に着くんじゃないか?

と思って進んでいたが、全くその気配がない。

南北を縦断しているはずの線路すら見当たらないのだ。

 

 

下手こくと宿に帰れない可能性がある。

もっとも、キャブを使えば簡単だ。

間違いなくぼったくられると思うが…

 

 

 とりあえず、道にいた人に聞いてみた。

ニューデリー駅はどっちの方向ですか?」(Englishで)

帰ってきた答えは、

「わからない」or「英語が通じない」

旧英領で英語が通じないとはどういうことなんだ? 

 

そのうちに

「近くにバス停があるからバスに乗れ」 という助言をくれる人が出た。

 

俺だってそうしたい。

だが、現地語(ヒンディー語)が

全く読めないしわからないんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

 

バスのヘッドに行き先が書かれていると思われるが、

現地語で書かれているのでどこに行くのか全く不明

まさにティンプンカンプン

 

それにしたって、

地元の人間がニューデリー駅の場所を知らない、

っていうのは一体どーいう了見なんや!? 

 

それとも、俺の英語がマズかったのか?

 

大通りを右往左往していると、

そのうちに取り締まりをやっているポリスっぽいおじさんに出くわした。

聞いてみたところ、

遂にそれっぽい回答が出た。

 

「真っ直ぐ行って2つ目の信号を右だ」

「…」

ホントかよ?と思ったが、

礼を言ってその方向に進んでいくことにした。

 

驚くべきことに、鉄道の駅に辿り着くことができた。

そこから、電車に乗りニューデリー駅に戻ることに成功。

結局、20時過ぎごろに宿に帰ってくることができた。

 

 

 

終わり