第75回。地獄のように審査が厳しいと言われるインドビザ申請してきた… その一部始終①(2018年11月)
あ、どうも。ヒャルです。
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地獄のように審査が厳しいと言われる
インドビザ申請してきた…
その一部始終①
≪経緯≫
死ぬまでに一度は行きたいインドかな
と以前から思っていたが、
ついに重い腰を上げ、インドツアーに申し込んだのだった。
もっとも全日程終日自由行動なので、
一般的に言うツアーというツアーではないかもしれない。
インドは、
今時珍しい日本のパスポートを持っていても、
VISAが必要という国である。
だからこそ、重い腰がなかなか上がらなかった、というのもある。
ツアー会社に代行してもらうと約1万円…
た、高い…(だが、これでも代行における良心的な値段だと後で知る)
自分でやると、
1200円(査証料) + 350円(手数料) で安い…
これは、自分でやるっきゃない!と思って、
情報を調べ始めたところまでは良かった…
だが、いざググってみると、
インドビザ審査がとにかくキビシイ、というもののオンパ…
これは、厄介なところに足を踏み入れちまったかもしれない、
と思ったのだった。
だが、だからと言って「ここで業者に頼もう」と思う俺ではなかった。
上手くいかなかったとしてもナニゴトも経験…
とりあえず、インド大使館の情報を見てみると、
インド大使館(東京)ホームページ ビザの項
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/visareqsvisa2_jp.html
「観光VISA」の申請には以下の書類が必要だということが分かった。
日本語に訳すと
1.査証申請書
2.eチケット
3.宿泊証明書 又は 友人の家に宿泊する場合、
証明する手紙かその友人のパスポートのコピー
4.生徒の場合は金があることの証明
≪インド大使館(東京)所在地≫
地下鉄九段下駅2番出口から、西(渋谷方面)に坂を上がっていき、
皇居の敷地が途切れた道路を挟んだ向かい側にある。
まさか、武道館から数分という立地にインド大使館があったとは…
かなりの盲点だった。
≪回顧≫
インドツアーを申し込む前に、
果たしてVISAは無事に取れるのか?ということが心配だった俺は、
「宿泊証明書」のことについて、
宿泊先の確認中であった旅行業者に尋ねてみた。
すると、
業「観光ビザの申請には、
ホテルの予約確認書は必要ございませんのでご安心下さい。」
という、メールが返ってきた…
観光VISAを取得するための必要書類の中に書いてあるものが、
必要ないなんて、
「んなわけあるかー!!」
と思ったが、また時間を置いてから聞いてみよう、と思ったのだった。
その後、現地の宿泊業者からの確認が取れ部屋の用意ができる、
旨の案内が来たため、ツアー会社に金を振り込むと、
すぐにeチケットが送られてきた。
その際に、上記の必要書類の3番目に該当する、
「宿泊証明書」のことについて再び尋ねてみた。
すると、
業「私ども、これまでVISA申請の代行業務を長年やってきたが、
インドのVISA申請で
ホテルの確認書が必要なんて
未だかつて聞いたことがない」
という回答が返ってきた。
俺「は?」
この時、俺の脳裏をよぎったのは以下の2択。
①この言葉は「真」である、
もしくは、
②難癖付けて証明書を発行しないで、
困惑した旅行者からVISA申請を申し込むように仕向ける
その言葉を悪意に取り、
「そこまでして、代行手数料欲しいか?」と思った俺は、
ツアー内で宿の予約が取れているのに、
他に初めからキャンセルするつもりで、
「仮」でホテルに予約をかけ、
その宿泊証明書を用意したのだった。
さらに、身分証(免許証など)のコピーが必要、
という情報まで出てきたので、それも用意した。
さらに、一番厄介なのは写真。
パスポート作る時に何の変哲もない写真なのに、
2,000円ぐらいかかってからというもの、
写真に金なんかかけたくない、
と思う俺は迷わずコンビニプリント(200円)を選択した。
俗にいう「自撮り」であるがこれがかなり難しかった。
背景が「白一色」でなければならないと書いてあるのに、
「青」でもいいとか、かなり情報が錯綜していた。
結果的に、背景色を「青」にすることを選択したのだが、
背景に「青一色」なんて場所がなかなかあるわけない。
たまたま家に青い模造紙があることを思い出し、
それを壁に貼って背景色にしたが、上手く撮影するのが難しかった。
やっとできてコンビニでプリントしてみると、
予想以上に背景に影がくっきり出てしまっていた。
(影が出ないようにする、というのも要件に入っている)
「これはあかんやつや…、絶対にはじかれる」
と思ったので、
申請日当日に別に写真を撮ることにして、その日は収めた。
≪はじかれた時の対策として…≫
大きく分けて3パターン
①書類ではじかれる
②写真ではじかれる
③両方ではじかれる
がある、と思った俺は対策を立てることにした。
①書類不備の場合、あらかじめ持っていったPCとWi-Fiで、
その場で再び申請書を作成し、
スマホにpdfのデータを飛ばし、コンビニプリント。
②写真の場合は、坂を下った秋葉原方面の途中にある、
写真屋で写真を撮る。
③両方の場合は、たぶん制限時間までに間に合わないのであきらめる
そして、迎えた申請日当日は朝から雨が降っていた…
これはめんどくせーことになった、と思ったが、
仕事の絡みもあるから、今日行かないわけにはいかない、
たとえ受理されなくても、
どこに不具合があるのかがわからないと対処のしようもない、
ということで雨に濡れながら駅に向かう。
途中で見つけた「スピード写真」でVISA申請用の写真を撮ったが、
最悪なことに背景がところどころサビていた…
「こんなことあるかぁ?」と思ったがそこで写真を撮り、
九段下へ向かったのだった…
つづく